サインポストがストップ高、第3四半期の営業利益など黒字化し通期の予想を増額修正

■コンサルティング事業の稼働高水準、経費の大幅抑制効果など寄与

 サインポスト<3996>(東証プライム)は1月15日、急伸し、取引開始後にストップ高の450円(80円高、22%高)で売買された後もストップ高を交えて売買され、約5週間ぶりに450円台を回復している。12日の15時に第3四半期連結決算と2月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、通期の営業利益は従来予想の2.2倍の66百万円に引き上げるなどで注目を集めている。2月開催予定の臨時株主総会で資本金の減少が決議されることを前提に、租税公課の減少すること等を織り込んだ。

 第3四半期連結決算(2023年3~11月・累計)は売上高が前年同期比12.2%増加し、営業利益と経常利益が前年同期比で黒字化した。コンサルティング事業は高水準の稼働が続き好調で、イノベーション事業は販売が計画を下回ったが、利益面では販管費全般の支出を大幅に抑制してきた効果に加え、資本金の減少にともなう租税公課の減少が寄与する見通しに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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