Gunosyが昨年来の高値を更新、5月通期の予想営業利益を上方修正、赤字半減に

■グループ企業の売り上げ増や機動的なコスト削減など寄与

 Gunosy<6047>(東証プライム)は1月16日、大きく反発して上値を追い、取引開始後は12%高の815円(89円高)まで上げて昨年来の高値を更新し、2022年9月以来の900円台に進んでいる。15日の15時に発表した第2四半期連結決算(2023年6~11月・累計)は各利益とも前年同期に続いて赤字だったが、5月通期の業績予想を修正し、連結営業利益については当初計画を上回る見込み(赤字半減)とし、注目されている。

 7月に開示した従来の2024年5月通期の連結営業利益の予想は5億円の赤字だったが、今回2億60百万円の赤字に見直した。グループのゲームエイト社の売り上げ増加等による営業利益の上振れや、広告宣伝投資の抑制、その他のコストについても機動的に削減を実施しており、営業利益については当初計画を上回る見込みとなった。経常利益、純利益の予想は赤字拡大方向に見直したが、戦略投資先であるGaragePreneurs社でノンキャッシュベースの費用等が増加したことなどが要因とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る