クリーク・アンド・リバー社が後場一段と強含む、四半期決算発表後の株価好調で証券会社の投資判断も「A」現る

■岩井コスモ証券は目標株価を2300円に

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は10月24日、後場一段と強含む相場となり、13時過ぎに1565円(34円高)まで上げ、3日前につけた戻り高値1601円に向けて出直っている。10日に発表した第2四半期決算(2024年3~8月・連結)は増収減益だったが、株価は発表後にジリ高傾向を続けている。23日には岩井コスモ証券が同社株式の投資判断を「A」(5段階評価の最高位)継続とし、目標株価を2300円に設定と伝えられ、さらに注目の強まる様子がある。

 同証券では、「案件獲得は着実に進展」などとし、下期の巻き戻しに注目しているもようだ。第2四半期決算(2024年3~8月・連結)は、4月入社の新入社員が361名と過去最大の積極採用を行い、連結売上高は258億36百万円(前年同期比2.3%増加)、営業利益は21億95百万円(15.6%減)と増収減益だった。ただ、売上総利益は47億40百万円(同1.5%増)と増益。2月通期の連結業績予想は営業利益を前期比17.0%増とするなどで、増収増益の見通しを継続している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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