インド最長の海上道路橋が開通、IHIグループが建設に参画

■日本政府の「質の高いインフラパートナーシップ」に資する円借款案件

 インドのムンバイ都市圏において、ムンバイ市とナビムンバイ市を結ぶ総延長約22kmの海上道路橋が完成し、1月12日に開通式が行われた。この事業には、IHI<7013>(東証プライム)グループのIHIインフラシステムが、同国のゼネコン最大手L&T社とのコンソーシアムで参画した。

 同事業は、円借款による政府開発援助案件であり、日本の高い技術・ノウハウを活かせる観点で、日本政府の推進する「質の高いインフラパートナーシップ」に資するもの。IHIインフラシステムは、同国で初めて採用される重防食塗装の鋼床版箱桁の製作・輸送などを担当した。

 ムンバイ市は、インドの経済面での首都と言われており、交通渋滞が深刻化している。ナビムンバイ市は、経済特区に指定され、港湾や新空港の建設が予定されている。これらの地域間のアクセスは、従来、ムンバイ湾を周回する道路および鉄道各一本に限られていた。海上道路橋の開通により、ムンバイ市とナビムンバイ市間の移動時間が大幅に短縮され、ムンバイ都市圏の連結性向上、経済成長の促進にも寄与するとともに、交通渋滞緩和による大気汚染などの軽減が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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