ANAホールディングスは戻り高値に進む、中国の旅行サービス大手との戦略的提携や欧州3路線の新設に期待集まる

ANA 全日空

■日本への旅行拡大に向け中国の未就航地域から鉄道など乗り継ぐ旅行商品も

 ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は1月23日、3228.0円(30円高)まで上げた後も堅調に売買され、続伸基調となって出直りを強め、小幅高だが2023年9月以来の高値に進んでいる。22日に中国の旅行サービスプラットフォーム運営大手・携程集団/Trip.com Group(本社・上海)と日本への訪日旅行拡大向けた「戦略的提携」を発表したほか、「欧州3路線を新設」(日本経済新聞1月23日付朝刊)と伝えられ、期待の強まる相場になった。欧州3路線は、羽田とミラノ・イスタンブール・ストックホルムを結ぶと伝えられた。

 中国・携程集団(Trip.com Group)との戦略的提携では、商品開発・プロモーション・LIVEコマース※に加え、WEBサイト・アプリ内のANA専門店(旗艦店)の開設などを行うとした。中国のANA未就航地域から日本各地への二次交通(鉄道・バスなど)を含めた乗り継ぎ商品などを携程集団のWEBサイト・アプリで販売し、中国の地域創生にも貢献するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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