【株式市場】日経平均は9円高、後場次第に堅調となり73日ぶりに高い

◆日経平均は3万6236円47銭(9円99銭高)、TOPIXは2531.92ポイント(2.70ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は14億2510万株

 1月25日(木)後場の東京株式市場は、レーザーテック<6920>(東証プライム)やアドバンテスト<6857>(東証プライム)が一段と上げ、前場に続いて欧州の半導体大手ASMLの好決算などが好感され、東エレデバイス<2760>(東証プライム)なども一段高。PBR向上期待の三菱紙<3864>(東証プライム)も一段と上げ、大阪ソーダ<4046>(東証プライム)は証券会社の投資判断などを受け一段高。日経平均はほぼ前引けの水準で始まり、次第に強含んで14時過ぎには85円88銭高(3万6312円36銭)まで上げ、大引けも小幅高で3日ぶりに反発した。

 日本電子<6951>(東証プライム)が一段と上げ業績上振れ期待などから高値を更新。日本金銭機械<6418>(東証プライム)も一段と上げ新紙幣に関連する需要などへの期待で高値更新。塩水港精糖<2112>(東証スタンダード)は業績予想の増額が好感され前後場とも買い気配のままストップ高。白洋舎<9731>(東証スタンダード)も業績予想の増額が好感され一段高。ペイロール<4489>(東証グロース)は経営陣によるM&Aで前後場とも買い気配のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は14億2510万株(前引けは8億895万株)、売買代金は4兆2145億円(同2兆1163億円)。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は1236(前引けは370)銘柄、値下がり銘柄数は387(同1234)銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ紙、海運、証券商品先物、鉄鋼、水産農林、非鉄金属、精密機器、機械、電力ガス、鉱業、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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