【株式市場】前場の日経平均は262円安、米半導体株の一服と円高など受け反落模様

◆日経平均は3万6024円29銭(262円42銭安)、TOPIXは2535.01ポイント(15.09ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億7467万株

 2月1日(木)前場の東京株式市場は、米半導体株指数やNASDAQの2日続落などを受け、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株が軟調になり、米FOMCの結果を受けた円高などを受けて鉄鋼、自動車、大手商社株なども軟調に推移した。一方で、ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は四半期決算と業績予想の増額修正が好感されて活況高となり、JR東日本<9020>(東証プライム)は増額修正と株式分割など好感されて活況高。野村HD<8604>(東証プライム)は自社株買いも発表し活況高。日経平均は278円安で始まり、午前10時頃に346円65銭安(3万5940円06銭)まで下押したが前引けは100円近く持ち直した。

 システムリサーチ<3771>(東証プライム)とJSP<7942>(東証プライム)が四半期決算など好感されて急伸し、昨31日に下げた東洋水産<2875>(東証プライム)は決算再評価とされて急反発。菱友システムズ<4685>(東証スタンダード)も四半期決算など好感されて急伸。同じくベガコーポレーション<3542>(東証グロース)はストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億7467万株、売買代金は2兆5728億円。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は501銘柄、値下がり銘柄数は1111銘柄。

 東証33業種別指数は7業種が値上がりし、空運、陸運、証券、医薬品、食料品、倉庫運輸、石油石炭、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る