JR東日本が一段高、新NISA向けに魅力あり株式3分割後は資金流入大の期待

JR東日本 JR

■第3四半期の大幅増益と業績予想の増額でコロナ禍後の回復の強さ示す

 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)は2月6日、5日続伸基調で一段高となり、9324円(357円高)まで上げた後も9300円台で売買され、2020年2月以来、3薬4年ぶりの9000円台に進んでいる。1月31日に発表した第3四半期決算が大幅増益となり、業績予想を増額修正したためコロナ禍からの回復の強さが注目されている上、4月1を基準日として1株を3株とする株式分割も発表。これらを発表した日から連日、上値を追っている。

 同社株を巡っては、事業の性質や4割引の株主優待などで新NISA(少額投資非課税制度)向けに人気があるとされながら、投資額が「少額」とは言えないため、NISA対象には選ばれにくいとの指摘がある。しかし、株式3分割後は最低投資金額が3分の1になるため、通常の株式分割銘柄に比べて分割後の新たな投資家層の参加が拡大する期待が大きいとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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