出光興産は一段高で始まる、通期予想を上回る収益に注目集まり4年ぶりの高値に進む

出光興産 5019

■第3四半期決算、営業・経常・純利益とも通期予想を超過

 出光興産<5019>(東証プライム)は2月14日、再び上値を追って始まり、取引開始後は6%高の883.5円(52.5円高)まで上げて約1か月ぶりに直近の高値を更新し、2018年以来の880円台に進んでいる。13日の15時に発表した第3四半期決算(2023年4~12月・累計、連結)は売上高、各利益とも前年同期比でダウンしたが、営業・経常・純利益は前回発表の通期予想を超過し、注目されている。

 4~12月の営業利益は前年同期比1.7%減の2937億円。3月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は2500億円(前期比11.5%減)。「一部製油所でのトラブル等により、4Qに一定の減益リスクはあるものの、3Qで通期業績予想を超過しており、業績予想通りの着地を見込む」(説明資料)としたが、上振れ余地があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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