【マーケットセンサー】日経平均株価は史上最高値をさらに更新!34年ぶりの夢の扉が開いた?

■好業績企業への投資に加え低迷企業の逆張り投資も活発化?

 3連休明けの26日、日経平均株価は135円03銭高の3万9233円71銭と続伸し、再び史上最高値を更新した。一部では「実感が乏しい高値更新」との声もあるが、投資家心理は強気そのものだ。

 四半期決算発表が終わり、業績上方修正が相次ぐ業績相場が続いている。好業績企業による「勝ち抜き戦」と、低迷企業による「敗者復活戦」が交錯し、全般相場を押し上げる展開となっている。

 今後、半導体株、円安・ドル高関連の自動車株、金利敏感株の銀行株などが「勝ち抜き戦」の主役となる一方、低迷していた銘柄も、業績改善への期待を込めて買い戻される可能性がある。

 史上最高値更新は、多くのメディアで大きく報道されているが、「持たざるリスク」への意識が高まり、新NISAを含むニューマネーの流入加速が期待される。

 投資資金がどこに向かうのか、市場関係者は注目している。好業績企業への投資に加え、今後は低迷企業への逆張り投資も活発化していくかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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