日本システム技術が上場来の高値を更新、期末の増配と株式分割など好感

■3月期末配当は45円の予定(前期比13円の増配)に

 日本システム技術<4323>(東証プライム)は3月1日、飛び出すように上値を追う相場となり、後場寄り後には17%高の4135円(610円高)まで一段と上げて上場来の高値を更新している。2月29日の16時に第3四半期決算を発表し、17時に増配と株式分割を発表。好感買いが優勢になっている。

 第3四半期連結決算(2023年4~12月・累計)は前年同期比で売上高が11.4%増加し、営業利益は3.5%増加などで堅調だった。3月通期の予想は全体に据え置き、売上高は前期比7.6%増、営業利益は同6.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.1%増を見込む。24年3月期末配当は1株につき従来予想比5円増の45円の予定(前期比13円の増配)とした。また、24年3月31日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を1株につき2株の割合で分割するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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