日本調剤は3年ぶりの高値に迫る、唯一未達だった「流通株式比率」が基準を満たす見込みに

■東証プライム市場の上場維持基準、計画に基づいた自己株消却の結果

 日本調剤<3341>(東証プライム)は3月26日、再び上値を試して始まり、取引開始後は1630円(13円高)まで上げ、約2週間前につけた2021年以来の高値1690円に向けて動意を強めている。25日の17時、「上場維持基準の適合状況の推移」について発表し、東証プライム市場の上場維持基準のうち唯一未達だった「流通株式比率」が基準を満たす見込みになったとし、好感されている。

 発表によると、計画に基づいた自己株式の消却の結果、プライム市場において上場維持のために求められる流通株式比率35%以上を満たす見込みとなった。ただ、これは3月25時点の情報をもとに同社が試算したもので、24年3月末時点の上場維持基準の適合状況については、東京証券取引所からの判定結果に係る通知をもって改めて開示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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