MTGは底値圏、20年9月期収益改善期待

 MTG<7806>(東マ)は健康美容機器のファブレスメーカーである。19年9月期赤字予想だが、20年9月期収益改善を期待したい。株価は底値圏だろう。悪材料出尽くしで反発を期待したい。

■健康美容機器のファブレスメーカー

 美容ローラー「ReFa」やEMS(筋電気刺激)「SIXPAD」など、健康美容機器のファブレスメーカーである。18年9月期のブランド別売上構成比は「ReFa」53%、「SIXPAD」25%、その他の育成ブランド22%だった。

 ブランド開発カンパニーとして事業展開し、セグメント区分は海外向け卸売・ネット通販のグローバル事業、量販店・津幡事業者向け卸売のリテールマーケティング事業、ネット通販のダイレクトマーケティング事業、百貨店向け卸売・自社店舗小売のブランドストア事業、美容・エステティックサロン向け卸売のプロフェッショナル事業、その他事業(ウォーターサーバー事業「Kirala」など)としている。

■20年9月期収益改善期待

 19年9月期連結業績予想(7月12日に下方修正)は、売上高が18年9月期比32.3%減の395億円、営業利益が75億円の赤字(18年9月期は69億25百万円の黒字)、経常利益が76億円の赤字(同69億36百万円の黒字)、純利益が85億円の赤字(同40億02百万円の赤字)としている。

 子会社MTG上海で判明した不適正会計処理に係る売上計上の訂正・見直し、信用低下による販売取引先からの契約解約リスク、中国国内における販売減速などで大幅減収・赤字予想とした。20年9月期の収益改善を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は軟調展開で7月18日に1003円まで下押したが、18年7月IPO時の高値8120円から8分の1水準でほぼ底値圏だろう。悪材料出尽くしで反発を期待したい。7月30日の終値は1159円、時価総額は約460億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  2. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  3. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…
  4. ■「TACO」神話揺らぐ、内需関連が上場来高値圏  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みする…
  5. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  6. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る