【株式市場】米国で中国景気敏感株など上げ好業績株も高く日経平均は大幅反発 

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万7243円21銭(312円37銭高)、TOPIXは1402.84ポイント(27.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億2079万株

チャート4 30日前場の東京株式市場は、中国の景気動向などに敏感とされる新日鐵住金<5401>(東1)がNY市場で反発したことなどが言われて買い直す雰囲気が強まり、日経平均は一気に263円高で始まり一時380円11銭高(1万7310円95銭)まで上げた。昨日の714円安に対して半値戻しを達成。「半値戻しは全値戻し」のジンクスを想起する様子もあった。東証マザーズ指数など主な指数はすべて反発した。

 エーザイ<4523>(東1)フォスター電機<6794>(東1)など、業績予想や配当予想を増額した銘柄が急伸し、増額にもかかわらず昨日は下げたアルプス電気<6770>(東1)も本日は急反発。象印マホービン<7965>(東2)は中国の国慶節連休の「爆買い」などが期待されて反発。ジグソー<3914>(東マ)は引き続きソフトバンクのファイヤーウォールセキュリティサービスに自動検知・自動制御サービスが採用されたことなどが言われて続伸。ブロードメディア<4347>(JQS)はオンラインゲーム事業の本格化などが期待されて再び急伸。

 東証1部の出来高概算は13億2079万株、売買代金は1兆1122億円。1部上場1895柄のうち、値上がり銘柄数は1639銘柄、値下がり銘柄数は188銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、保険、化学、輸送用機器、証券・商品先物、ゴム製品、小売り、銀行、情報・通信、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る