【株式市場】SQ算出日にNY大幅安が重なるが好決算株が強く次第に持ち直す

株式市場

◆日経平均の前引けは1万9523円02銭(174円75銭安)、TOPIXは1580.51ポイント(13.06ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億5064万株

チャート14 13日前場の東京株式市場は、3カ月に1度、株価指数先物とオプションの清算値(SQ)を算出する日に当たり、NY株が254ドル安と大きく下げたため先物が先行して下げる始まりとなり、ファナック<6954>(東1)などに機械的な売りが発生したようで、日経平均は10時にかけて一時308円86銭安(1万9388円91銭)まで下押した。ただ、好決算株は強く、前引けは174円75銭安(1万9523円02銭)まで持ち直した。

 日本郵政<6178>(東1)が社有地再開発期待やMSCI指数組み入れに向けた期待などから堅調続伸となり、本日から東証1部の日新製糖<2117>(東1)は続伸。好決算のカドカワ<9468>(東1)日清食品ホールディングス<2897>(東1)などが高く、自社株買いなども発表したCRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億5064万株、売買代金は1兆2832億円。1部上場1913柄のうち、値上がり銘柄数は454銘柄、値下がり銘柄数は1349銘柄となった。

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