日本ビジネスシステムズは一時急伸、米マイクロソフト関連株として注目再燃、戻り売りこなす

■日本でデータセンター拡充などに4400億円と伝えられ期待強まる

 日本ビジネスシステムズ<5036>(東証スタンダード)は4月10日、15%高の1594円(209円高)まで上げて大きく出直り、約2か月ぶりに1500円台を回復している。マイクロソフト関連製品・技術で先行するため、訪米中の岸田首相が「訪問2日目はマイクロソフトの社長ら経済関係者と意見交換を行いました」(日テレNEWS)と伝えられ、さらに、マイクロソフトは日本国内でデータセンターの拡充に取組み「2年間で29億ドル(約4400億円)を投じる」(日本経済新聞4月10日付朝刊)とされたことを受け、関連銘柄として連想買いが強まったとみられている。

 株価は2023年12月から24年2月にかけて1600円台の高値圏でもみ合いを続けた。このため、目先はこの水準に迫ると戻り待ちの売りが増える可能性がある。しばらくは戻り売りをこなしながら上値を探る展開が予想されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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