ドトール・日レスHDは大きく出直って始まる、2月決算の大幅増益と今期も拡大の予想を好感

■24年2月期の売上高はコロナ前を超える水準にまで回復

 ドトール・日レスHD(ドトール・日レスホールディングス)<3087>(東証プライム)は4月15日、大きく出直って始まり、取引開始後は2145円(88円高)と約1か月ぶりに2100円台を回復している。前取引日の12日に発表した2024年2月期の連結決算が前期比で営業利益2.5倍などの大幅増益となり、今期・25年2月期の予想も営業利益を32%増とするなど各利益とも2ケタの伸び率とし、好感されている。

 24年2月期の連結売上高は前期比10.8%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は同60.1%増加した。グループ全体で72店舗(直営店45店舗、加盟店24店舗、海外3店舗)を新規出店。売上高は、顧客単価の上昇に伴い改善傾向が明確化し、コロナ前を超える水準にまで回復してきた。今期は、原材料費の高止まりや人手不足の深刻化、物流の2024年問題など、外食産業を取り巻く経営環境は厳しい状況に変化はないと言える、としながらも、売上高を4.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益は21.0%増を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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