IDOMがストップ高、大型店効果などで今期の営業利益26%増予想など好感

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■前2月期は減益だったが小売り、卸売り合計販売台数は過去最高に

 IDOM<7599>(東証プライム)は4月15日、買い気配を上げてストップ高の1383円(300円高、28%高)で始値をつけ、急伸相場となって2016年以来の1300円台に進んでいる。前取引日の12日に発表した2024年2月期の連結決算は各利益とも減益だったが、国内事業で消費者向けの小売台数が前期比6.6%増と過去最高になり、業者向けの卸売台数も同11.2%増加。小売り台数と卸売り台数を合算した販売台数合計が過去最高になったとしたことや、今期・25年2月期の予想を営業利益は26.0%増とするなど、各利益とも2ケタの伸び率を見込むことなどに注目が集まっている。

 今期は、小売1台あたり粗利の増加を見込む上、資本効率を重視した大型店を15店舗出店すること、以前に出店した大型店の寄与により小売台数は増加する見通しで、連結売上高は前期比8.7%増を見込む。営業利益は同26.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.9%増を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る