【引け後のリリース】「ディズニー」上期の入園者数は過去3番目に多い

引け後のリリース

■オリエンタルランド、前年同期の95%だったが期初から減少を想定

 東京ディズニーランドなどのオリエンタルランド<4661>(東1・売買単位100株)は1日の大引け後、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、2パーク合計の2015年度上半期(4月1日~9月30日)の入園者数が1437万2千人(前年同期の95.2% 72万7千人減)だったと発表した。期初の段階から、ナイトエンターテイメントが2年目に入ることなどで減少する見込みとしており、上半期としては過去3番目に多い入園者数になった。

 発表によると、上半期は、東京ディズニーシーで4月に開始した新ミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」や、東京ディズニーランドで7月にオープンした新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」といった新規コンテンツが人気を集めた。また、東京ディズニーシーでスペシャルイベント「ディズニー・イースター」を初めて開催するなど、両パークにおいて実施した季節感あふれるスペシャルイベントなども好評を博した。

 このところの株価は中国株の波乱を受けた全体相場の急落に押され、8月上旬の8000円前後から8月25日には一時5880円まで下げ、直後に7000円台までリバウンドしたが、9月上旬には6045円まで下げた。ただ、その後は小動きながら下値が持ち直す展開となり、全体相場がまたもや急落した9月29日にかけては小動き横ばいのまま値を保った。下値不安は後退したと見ることができ、これからハロウィーン、クリスマスに関連するイベントが注目される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る