【銘柄フラッシュ】大林道路が急伸しラオックスやセキドなどには「爆買い」期待

株式市場 銘柄

 1日は、大林道路<1896>(東1)が30日に発表した業績予想の増額修正などを材料に朝から買い気配のまま15.3%高のストップ高を続け、大引けにストップ高で売買が成立して東証1部銘柄の値上がり率1位。ダイセキ環境ソリューション<1712>(東1)は30日に発表した四半期決算などを好感して6.4%高の活況高となり、住友不動産<8830>(東1)は後場一段高の6.5%高となり後場、日銀の追加緩和期待が再燃して不動産株は軒並みジリ高。マツダ<7261>(東1)は独フォルクスワーゲンにまつわる連想の後退などから一段高となり5.2%高と出直りを強めた。

 TASAKI<7968>(東1)は中国の国慶節連休(10月1日~7日)の訪日観光客などによる「爆買い」を連想材料に前場から急伸状態を続けて11.5%高となり、ラオックス<8202>(東2)は6.8%高、コメ兵<2780>(東2)は5.7%高、セキド<9878>(東2)は4.0%高。

 ウエディングドレスなどのクラウディア<3607>(東1)は30日に発表した前期決算などが好感されて10.2%高となり、「婚活」サイト運営などのIBJ<6071>(東1)も7.2%高。藤田観光<9722>(東1)も6.6%高。

 日本メディカルネットコミュニケーションズ(JMNC)<3645>(東マ)は広島大学発の遺伝子研究ベンチャー企業との提携が好感されて21.3%ストップ高の急伸となり、トランスジェニック<2342>(東マ)は自己採取HPV併用検査の開始などが言われて10.9%高。医学生物学研究所<4557>(JQS)は臨床検査受託業界の再編機運などが思惑視され6.5%高。

 キーウェアソリューションズ<3799>(東2)東北福祉大学などと共同で医療安全管理モニタリング情報システム「HoSLM」を開発したと発表などが好感されて一時15.9%高となり、ソフトフロント<2321>(JQG)は日本郵政グループの事業を請け負うデジタルポスト(東京都港区)に出資するとされて郵政グループ3社の11月上場と関連づけられ10.1%高。ラクーン<3031>(東マ)はモバイル決済システムなどのフライトホールディングス<3753>(東2)グループとの提携などが好感されて9.1%高となり4日連続で日々の上値を上げた。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る