川崎汽船は特別損失の影響ハネ返し堅調相場に転換

株式市場 銘柄

 川崎汽船<9107>(東1・売買単位千株)は軟調に始まったが次第に持ち直し、10時30分を回っては273円(3円高)と堅調相場に転換。2日の取引終了後、持ち合い株式などの減損処理によって81.3億円の特別損失を第2四半期(7~9月)に計上すると発表したが、影響は限定的のようだ。海運株を巡っては、29日に第一中央汽船(9132、整理銘柄)の民事再生法の申請が伝わり、あらためて国際市況低下などの影響が顕在化したばかり。9月中間期の業績などに不透明感が漂っているが、不透明要素が前倒し的に出てきているため、決算発表を機に出尽し感が広がり、株価もアク抜け高に転じる可能性がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る