日本プロセスが年初来の高値に迫る、業績・配当予想の増額や東京都の仮想発電所など好感

■24年5月期末配当は従来予想比2円増の20円の予定に

 日本プロセス<9651>(東証スタンダード)は4月24日、2日続けて大きく出直る相場となり、13時30分にかけては現在高の1072円(24円高)で売買され、年初来の高値1091円に迫っている。発電所や送配電の制御システム開発などで実績があり、昨23日は「東京都、東電と仮想発電所、まず都営住宅から美術館へ」(日経速報ニュース4月23日午前)との報道などが買い材料視された。24日は24年5月期の業績・配当予想の増額修正(23日15時発表)が好感されて一段と上げている。

 24年5月期の連結業績予想は、売上高を23年7月に開示した予想に対し3.6%上回る見通しに引き上げ、営業利益は同3.8%、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.3%上回る見通しに引き上げた。24年5月期末配当は、従来予想の1株18円を同20円の予定に増配するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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