インソースは急反発で始まった後もジリ高、業績予想の増額修正を好感、調整相場脱出の期待も

■好採算のITサービス事業の売上構成比が拡大

 インソース<6200>(東証プライム)は4月26日、急反発で始まった後もジリ高となり、午前10時を過ぎては8%高の779円(59円高)まで上げ、下値圏から大きく出直っている。25日の15時に今9月期・第2四半期累計期間(2023年10月~24年3月)の連結業績予想の増額修正を発表し好感買いが強まった。株価は4月に入り値上がりした日が7日しかなく、調整基調が続いていることもあり、自律反騰を強める期待も出ている。

 当第2四半期累計期間は、売上高はほぼ計画通りに推移する見込みだが、好採算のITサービス事業の売上構成比が拡大し、販管費が想定を下回ることとなった。売上高は23年11月に開示した従来予想を0.5%上回る見込みに見直し、営業利益は同12.1%上回る見込みに、親会社株主に帰属する四半期純利益は同20.3%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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