三井海洋開発と日揮HD、ブラジル沖の浮体式石油・天然ガス生産設備でのGHG排出量定量化プロジェクトを完了

■日本企業がGHG排出量定量化に成功

 三井海洋開発<6269>(東証プライム)と日揮ホールディングス<1963>(東証プライム)の海外事業会社である日揮グローバルは5月2日、ブラジル沖のFPSO(Floating Production, Storage and Offloading system : 浮体式海洋石油・天然ガス生産貯蔵積出設備)においてGHG(メタンを含む温室効果ガス)排出量計測・定量化プロジェクトを完了したと発表。このプロジェクトは、メタン、一酸化二窒素、代替フロンなどのGHG排出量を正確に把握することを目的としており、日本企業としては初の成果。

 三井海洋開発は、中期経営計画に基づき、GHG排出量の最小化を目指しており、日揮グローバルは、MRV手法を用いたGHG排出量計測サービスを提供している。同プロジェクトでは、ボトムアップ手法とトップダウン手法を組み合わせた実計測を行い、高精度でのGHG排出量把握と、メタン排出箇所の特定に成功した。

 今後の方針と展望として、三井海洋開発は、GHG排出量算定の精緻化と排出量データの開示範囲の拡大を目指し、新規技術獲得によるFPSOサービスのカーボンインテンシティ低減に取り組んでいく。日揮グローバルは、信頼性の高い実計測手法と排出削減対策を提供し、メタン排出計測技術評価設備を活用して、最先端の計測技術の活用を進めていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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