ティアンドエスが急反発、AI事業拡大とエンジニア確保のため子会社を設立

■優秀なエンジニアリソースの獲得・育成を通じ、売上・利益の拡大を目指す

 ティアンドエス<4055>(東証グロース)は5月20日、116円高(6.79%高)の1824円まで上げて急反発している。同社は5月17日の取締役会において、新たな子会社「TSシステムソリューションズ」を設立することを決定したと発表。同社は、ソフトウェア技術とAI事業の拡大を通じて、顧客や株主、社員に貢献し続ける企業理念のもと、持株会社体制への移行を目指している。新子会社の設立は、ビジネスモデルに応じた損益および人材マネジメントの強化を図るため。

 TSシステムソリューションズの事業内容としては、技術者の募集、採用、育成支援サービスおよびシステム開発関連業務の提供を行う。資本金は1000万円で、2024年6月に設立される予定で、ティアンドエスグループ株式会社が100%出資する。優秀なエンジニアの確保と育成を進め、事業拡大を図ることで、売上および利益の向上を目指していく。また、2024年9月期の業績に対する影響は軽微であるとされ、今後の重要事項については随時開示される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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