三井金はノーベル物理学賞の「スーパーカミオカンデ」連想するが今ひとつ

銘柄

 三井金属<5706>(東1・売買単位千株)は7日前場、233円(6円高)まで上げて3日続伸となり、値動きは小幅だが出来高は半日で昨日分に並ぶ活況となった。

 岐阜・神岡鉱山がかつての主事業場で、証券取引所でも手振り売買の時代までは立会い場で「カミオカ」と呼ばれていた銘柄。2015年のノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所所長・梶田隆章氏が「ニュートリノ」を観測した施設「カミオカンデ」「スーパーカミオカンデ」が神岡鉱山の採鉱跡を利用して設置され、装置開発も手がけたことなどを材料視する買いがあったようだ。

 もっとも、本日は住友金属鉱山<5713>(東1)DOWAホールディングス<5714>(東1)などの非鉄株や石油関連株が総じて堅調。非鉄・貴金属市況や原油市況の回復などが言われており、前引けの値上がり率は「ベッシ」(住友金属鉱山の呼称)のほうが高い。ノーベル物理学賞の「スーパーカミオカンデ」を連想して臨んだ投資家にとっては今ひとつモノ足りない情勢のようだ。

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