井関農機が業界初で国内最大クラスの123馬力ロボットトラクタを発売、農業の大規模化と生産性向上に寄与

■有人監視下での無人運転で、人手不足解消と効率化を実現

 井関農機<6310>(東証プライム)は6月7日、国内最大クラスの有人監視型ロボットトラクタ「TJW1233-R」を発売したと発表。123馬力を誇るこのトラクタは、農業の大規模化と生産性向上に寄与する。高齢化と人手不足に直面する国内農業において、ICTとロボット技術を駆使したスマート農機の提供により、持続可能な農業の実現を目指していく。

 新型トラクタは、従来の長方形や平行四辺形のほ場に加え、曲線や直線を含む変形ほ場にも対応。自動生成される最適作業ルートにより、未熟練者でも高精度な作業が可能となる。さらに、Home位置誘導機能により、作業終了後のトラクタは指定された位置まで自動移動する。

 複数の位置情報を用いた高度な位置補正により、高精度な自動運転を実現。2つのモード選択により、作業機・ほ場登録後の自動走行や、作業走行をアシストする自動操舵モードが利用可能。無人機と有人機の協調作業により、省力化と効率化をさらに推進していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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