いすゞ、藤沢工場構内循環バスに国内初のBEVフルフラット路線バス「エルガEV」を導入

■CO2排出ゼロ、車内フルフラットで快適な移動を実現

 いすゞ自動車<7202>(東証プライム)は7月2日、藤沢工場の構内循環バスとして、国内初のバッテリーEVフルフラット路線バス「エルガEV」の運行を開始したと発表。いすゞは2050年までに温室効果ガスゼロを目指し、工場のカーボンニュートラル化に取り組んでいる。その一環として、CO2を排出しないエルガEVを循環バスとして採用した。

 エルガEVは決められたルートを走行する路線バスにおいて、CN対応の動力源としてBEVが選択肢の一つであるといすゞは考えている。今年5月にエルガEVを商品ラインアップに追加し、カーボンニュートラル実現へ取り組んでいく。

 構内循環バスとして使用されるエルガEVは、フルフラットフロアのデザインが特徴で、藤沢工場の従業員約6000人の日々の移動手段として活用される。将来的には通勤バスとしても利用を検討しており、排気ガスを出さず静かで街に優しいバスとして、地域の皆さまにも親しまれることを目指していく。いすゞは今後も、カーボンニュートラル社会の実現に向けて努力を続ける方針としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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