村田製が上場来の高値を更新、新型iPhoneの出荷台数10%増報道など材料視

■米アップルが新型iPhoneの出荷台数10%増めざすとされ関連株が一斉高

 村田製作所<6981>(東証プライム)は7月11日、一段と上げて始まり、取引開始後は4%高の3726.0円(129.0円高)まで上げ、約1週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。米アップルが新型iPhoneの出荷台数10%増をめざしているとブルームバーグニュースが伝えた模様で、iPhone向け部品の大手サプライヤーとして注目が再燃している。NY株式市場でアップル株が上場来の高値を更新と伝えられたことも好感要因になった。

 また、11日は、国内の電子部品32社の設備投資に関する報道で、「積層セラミックコンデンサー(MLCC)への投資が活発」「一般的にスマホ1台に1000個、ガソリン車に5000個に対して、電気自動車(EV)は1万個使われるとされる」日本企業が世界市場をけん引している。自動車向けシェア首位は村田製作所」(日本経済新聞7月11日付朝刊)と伝えられた。TDK<6762>(東証プライム)、太陽誘電<6976>(東証プライム)なども軒並み高となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る