日置電機は2日続けて大きく出直る、業績予想を下方修正したが自社株買い好感

銘柄

■上限20万株(発行株数の1.46%)、7月17日から11月22日まで実施

 日置電機<6866>(東証プライム)は7月11日、6%高の7420円(390円高)で始まった後も7400円台で売買され、一時東証プライム銘柄の値上がり率2位。2日続けて大きく上げて出直りを強めている。9日午後に今期・2024年12月期の業績予想の下方修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、自社株買いが連日好感されている。

 今12月期の連結業績見通しは、「現在国内外の重点市場において設備投資が抑制されて」いることを要因に、売上高は24年1月に開示した予想を4.8%下回る見込みに見直し、営業利益は同8.0%下回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.2%下回る見込みに見直した。

 自社株買いは、上限20万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.46%)、取得総額10億円で、24年7月17日から同年11月22日まで実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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