【株式市場】日経平均1519円高で大幅反発、5万4000円台回復、中東緊張の緩和観測で全面高

■米株高と原油急落が追い風、TOPIXも2.47%上昇

 3月10日、日経平均株価が大幅反発した。大引けは1519円67銭高の5万4248円39銭で、TOPIX(東証株価指数)も同88.44ポイント高の3664.28ポイントとなった。前日の米ニューヨーク市場で主要3指数がそろって反発した流れを受け、東京市場でも買いが先行した。

 背景には中東情勢を巡る緊張の緩和観測がある。WTI原油価格は一時120ドル近辺まで上昇していたが、米国とイスラエルによるイラン攻撃が近く終結するとの見方や、石油制裁の一部免除検討、米海軍によるホルムズ海峡のタンカー護衛計画などが伝わり急反落。リスク回避姿勢が後退し、日経平均の上げ幅は一時1900円を超える場面もあった。

 東証プライム市場では値上がり銘柄が89%を占める全面高となり、出来高は28億0568万株、売買代金は7兆7116億円。業種別では非鉄金属、電気機器、卸売業などが上昇率上位となり、下落は鉱業のみだった。もっともイラン革命防衛隊は「戦争を終わらせるのはイランだ」と表明しており、中東情勢の先行きはなお不透明である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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