リボミックが急騰、東大眼科学教室と共同研究契約を締結、アプタマーを用いた眼科疾患治療薬開発を加速

■緑内障や糖尿病網膜症など、主要な眼科疾患をターゲットに

 リボミック<4591>(東証グロース)は7月25日、16円高(17.39%高)の108円(9時53分)まで上げて急騰している。同社は7月24日、東京大学医学部眼科学教室(教授=相原一)と共同で、アプタマーの眼科疾患に対する薬効を検討する研究契約を締結したと発表。リボミックは、眼科疾患を臨床開発の重点領域の一つと位置付けており、関連するタンパク質に対するアプタマーを複数所有している。同社はこれらを用いて新たな医薬品開発に取り組んでおり、東大眼科学教室との協力によりその研究をさらに推進する。

 同共同研究は2年間の予定で、リボミックは東大眼科学教室に対して研究費を支払うが、これによる2025年3月期業績への影響は軽微である。リボミックは、今後も眼科疾患の治療薬開発において、大学研究機関との協力を通じてさらなる進展を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る