【この一冊】『WORKSIGHT[ワークサイト]24号鳥類学Ornithology』が発売

■鳥は語る:現代社会を映し出す多様な視点

 コクヨ<7984>(東証プライム)が発行する雑誌『WORKSIGHT』の最新号は、鳥類学をテーマに、私たちを取り巻く世界を新たな視点から見つめる機会を提供してくれる。古くから神話や芸術、科学など様々な分野で象徴的な存在として扱われてきた鳥。同書は、そんな鳥を多角的に捉え、人間社会との深いつながりを探求している。

■鳥類学が拓く新たな世界

 同書では、鳥類学を軸に、民俗学、美術史、環境史など、学問の枠を超えた多様な視点から鳥が論じられている。音楽家、獣医、登山家など、それぞれの分野で活躍する人々が、鳥との出会いを通して得た気づきや発見を語るエッセイも収録。鳥という共通のテーマを通して、異なる分野の人々がどのように世界を捉えているのかを垣間見ることができる。

■現代社会における鳥の意味

 現代社会において、鳥は私たちにとってどのような存在なのだろうか。同書は、都市化が進み、自然との触れ合いが少なくなった現代において、鳥が私たちに何を教えてくれるのかを問いかける。鳥のさえずり、飛び方、群れを作る様子など、鳥の行動を観察することで、私たちは自然とのつながりを取り戻し、自分自身を見つめ直すことができるかもしれない。

 同書は、鳥という身近な存在を通して、人間社会や自然との関係性を深く掘り下げる一冊。鳥に興味がある読者だけでなく、現代社会を多角的に考えたい読者にとっても、新たな発見や気づきをもたらす書籍である。

【書籍概要】

・書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]24号 鳥類学 Ornithology』
・編集:WORKSIGHT編集部(ヨコク研究所+黒鳥社)
・ISBN:978-4-7615-0931-6
・アートディレクション:藤田裕美(FUJITA LLC.)
・発行日:2024年8月9日(金)
・発行:コクヨ株式会社
・発売:株式会社学芸出版社
・判型:A5変型/128頁
・定価:1800円(税抜き)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る