メルカリの出直り続く、今期も連続最高益を見込み、投資ファンドの保有も思惑要因に

■3日続伸し8月初旬の下げを完全に回復

 メルカリ<4385>(東証プライム)は8月22日、3日続伸基調となり、午前10時にかけて6%高の2352.0円(142.0円高)まで上げ、7月30日以来の2300円台を回復。出直り相場が続いている。19日に香港系の投資ファンド、オアシス・マネジメントによる保有が伝えられて再び出直りを強めており、日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日にかけての下げを完全に回復した。

 8月13日に2024年6月期の連結決算を発表し、業績の好調さが改めて確認された形になっている。売上収益は前期比9.0%増加し、コア営業利益は同12.9%増加。ともに最高を更新した。今期・25年6月期の連結業績予想は売上高とコア営業利益のみの開示だが、コア営業利益は220億円から250億円(前期比16.6%増から32.5%増)を見込み、連続の最高更新となる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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