SBIレオスひふみがストップ高、9月末に株式8分割、未定だった配当も大幅増配

■値がつけば一気に上場来の高値を更新することに

 SBIレオスひふみ<165A>(東証グロース)は8月22日、気配値のままストップ高の1344円(300円高、29%高)に達し、午前10時30分を回っても買い気配で推移している。「投資信託委託業務」「投資顧問業務」などを行い、21日の15時に株式8分割と増配などを発表し、好感買いが殺到。値がつけば上場来の高値1338円(2024年4月5日:現社名での上場初日)を一気に更新する急伸相場となっている。

 2024年9月30日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式1株につき、8株の割合をもって分割するとした。同基準日の権利落ち日になる9月27日から株価は8分の1になって取引が開始されるが、保有株数は100株保有する投資家の場合800株になる。最低投資金額が8分の1になるため、新たな投資家層の注目・参入が拡大する。

 また、未定としていた第2四半期末(24年9月中間期末)と期末(25年3月期末)の配当予想を、株式分割を考慮しない状態で各々1株27円20銭の予定(各々9円20銭の増配)とした。、配当の変動を抑えるため、株主還元方針としてDOE(株主資本配当率)が10%以上となるように年間の配当金を設定し、中間配当及び期末配当として年2回の剰余金の配当を行うこととした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る