オウチーノがインバウンド事業拡大など目指す資金調達を好感し戻り高値

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 オウチーノ<6084>(東マ・売買単位100株)は前場4.8%高の1394円(64円高)まで上げて戻り高値を更新し、4日続伸基調。後場も強い展開を続けている。住宅の売買や賃借、リフォームなどの情報サイトを運営し、15日付で借入による資金調達を決議したと発表。一部には、新株発行など、株式が増える形での資金調達にならなかったことを好感する様子があるようだ。借り入れは、りそな銀行から無担保・無保証で1億円。海外不動産の購入・売却におけるユーザーサポートの強化を図るとともに、インバウンド(訪日旅行客による需要)事業の成長戦略の実現を目的とした投資の一環とした。1400円の大台に乗れば8月3日以来になり、目先的には大台回復後の上げ一服になる可能性はあるが、インバウンド関連事業などに対する期待は強いようだ。

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