カウリスが急反発、ビューカードが「Fraud Alert」を導入し不正アクセス対策を強化

■250を超えるパラメータで不正を検知、月間約5億件をモニタリング

 カウリス<153A>(東証グロース)は9月12日、212円高(13.49%高)の1783円(9時32分)まで上げて急反発している。同社は9月11日、ビューカードが不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」を導入したと発表。このサービスは、FATFによるマネー・ローンダリング対策が求められる金融機関向けに広く利用されており、250を超える独自パラメータによるモニタリングで「疑わしい取引」を検知する。月間約5億件のログインや申込・口座開設のモニタリングを行い、全アクセスログを保存している。

 Fraud Alertの特徴は、過去に不正利用された端末情報のデータベースを保有し、ユーザー企業間で情報共有することで、業界をまたいだ不正捕捉が可能な点である。ビューカードは、クレジットカードサービスの新規入会申し込みにこのシステムを導入することで、複雑化する金融犯罪への対応力強化を図っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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