テラは新会社Karydoに資本参加したと発表

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■資本参加を通じて早期診断・早期予防関連事業に参入

 テラ<2191>(JQS)は19日、がんをはじめとする疾病の早期診断・早期予防等を実現する独自の技術プラットフォームを開発する新会社Karydoに資本参加したと発表。
 なお、Karydoはテラの持分法適用関連会社となる。

 Karydoは、国際電気通信基礎技術研究所の佐藤匠徳特別研究所における国立研究開発法人科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業、総括実施型研究佐藤ライブ予測制御プロジェクトの研究成果の実用化を目的としている。

 佐藤匠徳特別研究所は「iOrgansテクノロジー」と呼ばれる技術プラットフォームを開発しており、それぞれ1)Reverse-iOrgans、2)Forward-iOrgans、3)Drug-iOrgansがある。
 Reverse-iOrgansはがんをはじめとする疾病の予兆を早期に検出するための技術、Forward-iOrgansは疾患の合併症の発症を早期に同定し、先制医療に繋げるための技術、Drug-iOrgansは薬の新規の効果や副作用の同定を行う(ドラッグリポジショニング)ための技術である。

 テラは、成長戦略の柱の一つである「先端医療周辺事業への展開」の一環として、資本参加を通じて早期診断・早期予防関連事業に参入する。

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