ペッパーフードSはいきなり急伸、株主優待内容の追加と月次動向など好感、円高も材料視

■優待内容は現在の「自社商品」に加えて「お食事券」との選択方式に

 ペッパーフードS(ペッパーフードサービス)<3053>(東証スタンダード)は9月17日、大きく出直る相場となり、12%高の183円(20円高)まで上げた後も180円前後で売買され、約1週間前につけた戻り高値185円に迫っている。13日に株主優待制度の変更(優待内容の追加)と月次動向「8月度実績」を発表して注目が強まったほか、円相場が16日に一時1ドル139円台に入り、円高が強まる様子となっていることも買い材料視されている。

 優待内容の追加は、現在の「自社商品」に加えて「お食事券」との選択方式にするとした。「8月度実績」は、「いきなり!ステーキ」の既存店売上高が前年同月比99.4%となり、全店は同90.4%となりった。店舗数は1店舗減。夏バテで肉食欲の落ちる季節にしては堅調との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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