Liberawareが急騰、岡野バルブ製造と資本業務提携、発電所点検のDXを加速

■ドローン「IBIS2」を活用し、老朽化するインフラ・プラント設備の点検効率化

 Liberaware<218A>(東証グロース)は9月19日、61円高(11.89%高)の574円(9時11分)まで上げて急騰している。同社は本日11時、岡野バルブ製造<6492>(東証スタンダード)と9月20日から資本業務提携を開始すると発表。両社は福島第一原発内の設備調査などで協業してきた実績があり、今回の提携でその関係を強化する。

 Liberawareが開発したドローン「IBIS2」を活用し、国内インフラ・プラント設備の点検およびDXソリューションを展開する。特に電力業界での展開に期待が寄せられている。中長期的には両社の知見を活かしたドローンの共同開発も計画している。

 この提携は、同社の成長戦略に沿った業界拡張の一環として位置づけられている。同社は「誰もが安全な社会を作る」というミッションのもと、狭小空間点検に特化したドローン開発とソリューション提供を行っている。一方、岡野バルブ製造は1926年創業の発電所向け高温高圧バルブメーカーで、世界60カ国の発電所に100万台以上のバルブを導入した実績を持つ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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