協立情報通信、3Q大幅増益と通期増益計画、ソリューション伸長とモバイル改善が寄与

(決算速報)
 協立情報通信<3670>(東証スタンダード、名証メイン)は2月10日に26年3月期第3四半期累計業績(非連結)を発表した。大幅増益と順調だった。ソリューション事業が大幅に伸長し、モバイル事業の収益改善も寄与した。そして通期の大幅増益予想(25年12月17日付で各利益を上方修正)を据え置いた。第3四半期累計の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期利益予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はモミ合う形だが徐々に下値を切り上げている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。

■26年3月期3Q累計大幅増益、通期利益は再上振れの可能性

 26年3月期第3四半期累計の業績(非連結)は売上高が前年同期比11.9%増の36億36百万円、営業利益が2.6倍の3億65百万円、経常利益が2.6倍の3億69百万円、四半期純利益が2.6倍の2億53百万円だった。

 大幅増益と順調だった。ソリューション事業が大幅に伸長し、モバイル事業の収益改善も寄与した。

 ソリューション事業は売上高が25.8%増の15億26百万円、営業利益(全社費用等調整前)が37.3%増の4億60百万円だった。大幅増収増益だった。ネットワークインフラの改善や奉行クラウド等のソフトウェアの更新需要、PBX更改需要などが高水準だった。

 モバイル事業は売上高が3.6%増の21億09百万円、営業利益が82.4%増の2億25百万円だった。増収・大幅増益だった。法人サービス事業は、新規獲得活動に注力して端末販売台数と端末契約数が増加したほか、端末サポートサービスの収益も増加した。店舗事業は端末販売が堅調に推移したほか、モバイルセキュリティーやdカード等の提案商材による毎月の継続収入増加などが寄与した。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が10億96百万円で営業利益が1億01百万円、第2四半期は売上高が12億80百万円で営業利益が1億51百万円、第3四半期は売上高が12億60百万円で営業利益が1億13百万円だった。

 通期の業績予想(非連結)は、25年12月17日付で売上高を据え置き、各利益を上方修正して、売上高が前期比11.7%増の50億円、営業利益が47.3%増の4億40百万円、経常利益が45.7%増の4億40百万円、そして当期純利益が76.9%増の3億04百万円としている。配当予想も25年12月17日付で期末10円上方修正して前期比10円増配の65円(期末一括)としている。予想配当性向は25.6%となる。

 前回予想(25年6月18日付の公表値)に対して売上高を据え置いたが、営業利益を80百万円、経常利益を74百万円、当期純利益を48百万円それぞれ上方修正した。ソリューション事業ではPCインフラ、PBX、奉行クラウド等の更新需要の取り込みに加え、部門間連携によるクロスセルの強化なども寄与して収益性が向上している。モバイル事業では法人向け端末サポートが堅調に推移しているほか、ドコモショップにおけるセキュリティー等のコンテンツ商材獲得により継続収益が好調に推移している。

 通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73%、営業利益が83%、経常利益が84%、当期純利益が83%である。第3四半期累計の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期利益予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は戻り試す

 株価はモミ合う形だが徐々に下値を切り上げている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。2月10日の終値は2140円、今期予想PER(会社予想のEPS253円88銭で算出)は約8倍、今期予想配当利回り(会社予想の65円で算出)は約3.0%、前期実績PBR(前期実績のBPS1769円47銭で算出)は約1.2倍、そして時価総額は約26億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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