JPホールディングス、3Q増収増益と通期増益計画、児童数増・補助金寄与で配当上方修正

(決算速報)
 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は2月10日に26年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。増収増益と順調だった。児童数の増加、新規施設の受託、補助金の最大化に向けた対応、保育士の処遇改善に伴う補助金の増額などにより売上高が過去最高となり、費用の増加を吸収した。そして通期業績予想(25年11月12日付で上方修正)を据え置いた。なお配当予想を上方修正した。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は順調に水準を切り上げて昨年来高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

■26年3月期3Q累計増収増益と順調、通期増収増益予想据え置き

 26年3月期第3四半期累計の連結業績は売上高が前年同期比7.4%増の311億97百万円、営業利益が8.2%増の47億12百万円、経常利益が8.8%増の47億65百万円、親会社株主帰属四半期純利益が1.4%増の30億87百万円だった。

 増収増益と順調だった。バイリンガル保育園など特徴ある保育園の運営や幼児学習プログラムの拡充など「選ばれ続ける園・施設づくり」の取り組みによる児童数(乳児)の増加、新規施設の受託、補助金の最大化に向けた対応、および保育士の待遇改善に伴う補助金増額などにより売上高が過去最高となり、費用の増加を吸収した。なお特別利益では前期計上の本社移転補償金2億01百万円が剥落した。

 新規施設開設・受託は、認可保育園からこども園へ移行2園、学童クラブ・児童館25施設となり、こども園への移行施設を除き25施設を新規受託するとともに、特徴ある保育園として認可保育園からバイリンガル保育園へ6園移行、認可保育園からスポーツ保育園へ2園移行した。この結果、25年12月末時点の子育て支援施設数は保育園203園、こども園6園、学童クラブ118施設、児童館16施設、交流館2施設、合計345施設となった。

 なお全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が103億56百万円、営業利益が13億71百万円、経常利益が13億78百万円、第2四半期は売上高が104億07百万円、営業利益が13億44百万円、経常利益が13億77百万円、第3四半期は売上高104億34百万円、営業利益19億97百万円、経常利益20億10百万円だった。

 通期連結業績予想(25年11月12日付で上方修正)は据え置いて、売上高が前期比2.6%増の422億26百万円、営業利益が3.3%増の59億98百万円、経常利益が3.6%増の60億70百万円、親会社株主帰属当期純利益が0.0%増の39億21百万円としている。配当予想は26年2月10日付で期末50銭上方修正して、前期比50銭増配の12円50銭(期末一括)としている。予想配当性向は27.3%となる。

 通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74%、営業利益が79%、経常利益が79%、親会社株主帰属当期純利益が79%である。通期予想に再上振れの可能性があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は上値試す

 株価は順調に水準を切り上げて昨年来高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。2月10日の終値は723円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS45円82銭で算出)は約16倍、今期予想配当利回り(会社予想の12円50銭で算出)は約1.7%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS228円06銭で算出)は約3.2倍、そして時価総額は約635億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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