ロート製薬、再生医療でレイメイに追加出資、実用化見据え連携深化

■大阪大学発ベンチャーと資本関係を強化し臨床・製造まで一体展開

 ロート製薬<4527>(東証プライム)は2月10日、再生医療分野での実用化と事業化を見据え、大阪大学発ベンチャーのレイメイに追加出資し、連携を強化すると発表した。これまで研究段階で進めてきた協業を、臨床応用や商業化に向けて深化させる狙いだ。

 再生医療は、十分な治療法が確立されていない疾患に新たな選択肢を提供し得る分野である。同社は研究から製造、臨床までを一体で捉え、プロセス開発や製剤設計、品質評価などに取り組んできた。今回、資本関係にあるレイメイが実用化段階に進展したことを受け、再生医療事業を加速させる。

 レイメイは、iPS細胞を用いた角膜再生医療の実用化を手掛ける企業で、大阪大学のSEAM法に関する独占的実施権を保有する。角膜上皮細胞シートなどの臨床研究では安全性と有効性を支持する結果が得られており、企業治験も開始している。ロート製薬は国内での製造・販売を同社と共同で進め、治療機会の拡大をめざす。2026年3月期業績への影響は軽微と見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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