RS Technologies、蓄電池事業が経産省補助事業に採択、福島・浪江で系統用蓄電池導入

■バナジウムレドックスフロー電池採用、補助金3億8100万円

 RS Technologies<3445>(東証プライム)は2月10日、同社が計画する蓄電池事業が、経済産業省の令和7年度「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択されたと発表した。住友電気工業製のバナジウムレドックスフロー電池を用いる事業者として選定され、電解液にはグループ会社であるLEシステム製を採用する。設備設置予定地は福島県双葉郡浪江町で、総事業額の3分の1に相当する3億8100万円の補助金交付を受ける。

 同事業は、長寿命や高い安全性、優れたリサイクル性を持つバナジウムレドックスフロー電池の特長を生かし、日本における新たな蓄電池導入モデルの構築を目指すものだ。容量市場や需給調整市場への参画を通じ、電池を調整力リソースとして活用し、持続的な事業収益の確保につなげる方針である。浪江町の復興と新産業創出、地域レジリエンスの強化にも寄与する。

■成長投資に向け中国子会社株を一部売却

 一方、同社は同日、中国連結子会社である有研半導体硅材料股份公司の保有株式の一部売却を決議したと発表した。売却予定株数は1250万株で、売却期間は2月11日から5月8日までを予定する。売却後も議決権の過半数を維持し、連結対象は継続する。売却資金はM&Aや設備投資など成長投資に充当し、中長期的な企業価値向上を図る。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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