TDKが急反発、AI消費電力1/100可能な新デバイス開発とし注目集まる

■フランス原子力・代替エネルギー庁などと連携と発表、円安も好感

 TDK<6762>(東証プライム)は10月3日、急反発で始まり、取引開始後は7%高に迫る1968.5円(121.0円高)をつけて大きく出直っている。2日、「AI消費電力1/100可能なニューロモルフィックデバイスの実用化に向けてCEA(フランス原子力・代替エネルギー庁)及び東北大学と連携」などと発表し、注目が集まっている。今朝の円相場は石破首相の発言を受けて2円を超える大幅な円安になっており、これも買い材料視されている。

 発表によると、このほど、耐環境性と安定した記録動作が可能なスピンメモリスタを開発した。CEAの協力を得て、開発したスピンメモリスタがニューロモルフィックデバイスの基本素子として機能することを実証。実用化に向けて半導体工程における試作について東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターと連携。CEAと東北大学との国際連携で開発を推進、などを行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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