ファーストリテは上場来高値を連日更新、「月次」で動意を強め10日の決算発表に期待強まる

■「ユニクロ40周年」、投資家の中には特別措置の期待も

 ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)は10月7日、3日続伸基調となり、午前10時にかけて5万940円(1730円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値を2日続けて更新している。2日に発表した9月の月次動向「国内ユニクロ売上情報(売上推移速報)」を受けて再び値上がり傾向となり、8月決算の発表を10日に控えるため、決算発表に向けた期待の高まりも上乗せされる様子がある。

 9月の月次動向は既存店売上高が前年同期比22.1%も増加した。また、今年は1984年6月に『ユニクロ』第1号店を広島市に出店してから「ユニクロ40周年」に当たり、フランスでの記念特別展などを発表済み。投資家の中には、配当や優待などで40周年を記念した特別措置を期待する様子もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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