TOKYO BASEが急反発、優待内容を魅力的なものに改めて長期保有株主への優遇を導入

■保有期間2年以上で優待金額最大3倍

 TOKYO BASE<3415>(東証プライム)は10月16日、31円高(13.78%高)の256円(9時6分)まで上げて急反発している。同社は10月15日、取締役会において、株主優待制度の変更を決議したと発表。新制度では、優待内容を魅力的なものに改め、長期保有株主への優遇を導入する。

 変更後の制度では、毎年1月末日時点で100株以上保有する株主に対し、保有期間と株式数に応じた金額の株主優待券を進呈する。2年以上の長期保有株主には、より高額の優待券が付与される。例えば、100株保有の場合、2年未満なら2,000円、2年以上なら4,000円の優待券となる。

 新制度は2025年1月末日現在の株主名簿に記載された株主から適用される。優待券は翌年3月末日まで有効で、同社運営のオンラインストアまたは国内実店舗での買い物に利用できる。この変更により、株主の中長期的な保有を促進し、より多くの支援を得ることを目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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