23日の引け後に発表された建設技術研究所の第3四半期はほぼ計画通り

■利益面での進捗率が高いことから、上方修正も期待できる

 23日の引け後に発表された建設技術研究所<9621>(東1)の第3四半期はほぼ計画通りであった。株価は、3日連続の上昇でしている。

 第3四半期連結業績は、売上高307億05百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益21億81百万円(同4.5%減)、経常利益22億40百万円(同4.9%減)、純利益13億86百万円(同3.4%増)であった。

 通期連結業績予想に対する進捗率は、売上高74.9%、営業利益87.2%、経常利益86.1%、純利益89.4%と利益面での進捗率が高い。

 通期連結業績予想は、増収増益を見込む。

 株価は、底値圏で推移していたが、3日連続で上昇していることから、反発局面といえる。利益面での進捗率が高く、上方修正も期待できる。

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