ワタミ、サブウェイ日本事業の子会社化でフランチャイズ契約締結

■日本における「Subway」事業展開強化、ワタミファームの有機野菜活用も視野

 ワタミ<7522>(東証プライム)は10月25日、「Subway」日本事業の展開を目的とし、日本サブウェイ合同会社の全持分取得により同社を子会社化することを発表した。この取引に伴い、マスターフランチャイズ契約を締結し、国内における「Subway」事業の展開を推進する方針である。サブウェイ日本におけるフランチャイズ展開の強化と、ワタミファームで生産される有機野菜の活用も視野に入れている。

 ワタミは「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループ」を経営理念に掲げ、国内7カ所にわたるワタミファームで生産された農畜産物を加工し、外食や宅食事業で提供している。さらに、再生可能エネルギーを活用した持続可能な循環型社会の実現に向けて、サーキュラーエコノミーの推進や環境配慮型農業の取り組みなどを進めている。

 今回の子会社化により、ワタミは「Subway」ブランドを活かした新たな事業展開を目指し、国内外での市場拡大やフランチャイズ展開ノウハウの獲得など、多角的なシナジーを創出する見込みである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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