
■暗号資産やQUOカードPayなど複数ギフトを選択可能に
ギグワークス<2375>(東証スタンダード)は9月30日、株主優待制度の変更を発表した。同社は株主への感謝と株式投資の魅力向上を目的に優待制度を導入してきたが、今回さらに多様な選択肢を提供するため、新たに暗号資産やQUOカードPay、Amazonギフトカード、PayPayマネーライトなどと交換可能な「デジタルギフト」を株主優待に加える。同制度は2025年10月31日時点で1,000株以上を保有する株主を対象に、3,000円分のデジタルギフトを贈呈する形で開始される。
既存の株主優待である日本直販株式会社の割引クーポンについては、従来の30%割引から20%割引に引き下げられる。ただし同社グループサービスとの親和性や株主からの好評を踏まえ、優待としては継続される。対象は従来通り100株以上を保有する株主であり、上限金額も年間累計30万円(税抜)までと据え置かれる。これにより従来の優待を維持しつつ、新しい優待を追加する形となる。
新設のデジタルギフト優待は2025年10月31日時点の株主から適用され、贈呈は2026年1月中旬を予定する。対象株主には「株主優待のご案内」が郵送され、WEB上で希望の品目を選択して手続きを行う仕組みとなる。受取手続きは期間内に完了する必要があり、期間を過ぎると権利が失効する。今回の変更により、株主に利便性の高い選択肢を提供し、中長期的な株式保有の促進を図る構えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)